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公務員試験

公務員試験の科目は何がある?受験科目を知るところから始めよう!

 

「公務員試験はどんな科目を勉強すればいいの?」

こんな疑問をお持ちの方に、公務員試験の科目をご紹介いたします。

 

皆さんこんにちは!
ざく(@NAO85294160)です。

 

今回は公務員試験で出題される科目をご紹介します。

これから公務員試験の勉強を始める方は、まず自分が勉強すべき科目を把握することが大事です。

試験科目は受験先の官公庁や自治体のホームページなどで公開されているので、最初にチェックをしておきましょう。

 

…しかし、それではこの記事が終わってしまいますね。(;^ω^)

 

なので今回はほとんどの公務員試験で出題される科目をざっくりと紹介していきます。

ここで紹介する科目を勉強すれば、ほとんで全ての公務員試験を受験できるようになります

まずこの記事で出題科目を大まかにおさえつつ、最終的には自分が受験する公務員試験の科目を調べましょう。

この記事で紹介する受験科目は、地方上級、国家一般職、国家専門職、市役所、国立大学法人あたりの行政事務を受験する方が対象です。ご注意ください。

 

公務員試験を受けてみよう!と意気込んだらすぐに科目を確認しましょう!

すぐに行動することが合格への近道ですよ!

 

こむ
こむ
公務員試験の科目ってさ

なんだかいまいち、わかんないんだよね~

ざく
ざく
この記事を読めば、出題科目がわかるぞ!

順番に見ていこう

 

公務員試験は大まかに分けると、ほとんどが筆記面接の試験になっています。

そして、この筆記試験は下記の2つに分けられます。

 

・教養試験

・専門試験

 

論文試験とかもありますが、まず初めて受験する方が多く時間を割くであろう試験はこの教養試験専門試験の2つですので、今回は割愛します。では具体的に見ていきましょう。

 

教養科目

まずは教養試験の科目をご紹介します。(以下、教養科目と呼びます)

教養科目はさらに一般知能一般知識の2つに分かれます。

一般知能分野

1.数的処理

2.文書理解

では順番に解説していきます。

1.数的処理

数的処理を制する者は、教養科目を制す!

一発目ですが、それくらい超重要な科目です。

一朝一夕で身につくものではないので、早めにじっくりと勉強を積み重ねていく必要があります。

 

数的処理とは以下の4つから構成された科目の総称になります。

(1)数的推理…数の計算、場合の数、確率、旅人算、仕事算、図形、みたいな小中学校で習ったことのある問題です。

(2)判断推理…言葉のパズルのようなイメージ。やりこみ次第で誰でもある程度はできる。数的推理が苦手という人の得点源となる問題。

(3)空間把握…平面図形やら立体図形を分解したり、切ったり、回転させたり、くっつけてみたりしたものを把握するようなイメージ。頭の中でイメージするというよりはテクニックで攻略するジャンル。

(4)資料解釈…様々な統計資料から、数値を読み取り、正しい選択肢を選ぶ問題です。数をこなして慣れていくしかない問題。

 

数的処理は毎日時間をとって問題を解く習慣をつけましょう。

繰り返しますが、マジで超重要な科目です!

教養試験で点数を稼ぎたいなら、みっちり勉強しましょう。

 

2.文章理解

文書理解は、現代文、英文、古文で構成されています。

出題数が多く、文系の方は特に得点源になりうるジャンルですね。

各文章を読んでその要旨を答えるといった問題が多いです。

数的処理と同じように、日々の練習が重要になってきます。

 

一般知識分野

1.人文科学

2.自然科学

3.社会科学

1.人文科学

人文科学は、日本史、世界史、地理、思想、文学、芸術で構成されています。

「え?こんなにやるの?」って思われた方もいらっしゃるでしょうが、基本は日本史、世界史、地理の3つを中心で勉強していって問題ありません。

時間があったら残りをやるという感じで大丈夫です。

科目は多いですが、出題は広く浅くなので、マニアックなところまでやらなくてOKです。

 

2.自然科学

自然科学は、数学、物理、化学、生物、地学で構成されています。

こちらは理系の方が文系の方に差をつけれるジャンルですね。

割と暗記で対応できる分野もあるので、理系科目が苦手な方も勉強してみてください。

3.社会科学

社会科学は、法律、政治、経済、社会で構成されています。一度覚えれば容易に得点できるものもあれば、時事が絡み、毎年情報のアップデートが必要な問題もあります。

専門試験の経済原論や政治学などと内容がカブる箇所があり、専門試験を勉強すると同時に勉強できる所もあります。

皆がしっかり点数を取ってくるジャンルなので、しっかり勉強しておきましょう。

 

専門科目

続いて専門試験の科目を紹介します。

専門試験の科目はさらに法律系経済系政治系その他に分かれます。

法律系

1.憲法

2.民法

3.行政法

4.刑法

5.労働法

1.憲法

言わずと知れた日本国の最高法規。すべての法律のトップに君臨するものなので、「法律とか初めて勉強するけど、大丈夫かな?」という方は憲法から勉強することをオススメします。内容も他の法律系と比べてとっつきやすいです。

条文も103条しかないので、最終的に全部暗記するいきおいでやりましょう。

 

「ちょっと待て!103条も覚えるのか…」っていう、そこのあなた!

いきなり103条を全部覚えろというわけではありません(;^ω^)

勉強しながら関係条文を調べていきましょう…という意味なのであしからず。

やってたら意外と覚えるものなので、心配しなくても大丈夫ですよ。

2.民法

民法は民法Ⅰ(総則、物権)、民法Ⅱ(債権総論、各論、家族法)で構成されています。

先ほどの憲法が一番とっつきやすい法律系なら、この民法は一番とっつきにくい内容です。

条文も1000を超えており、内容もボリューミー!中身も複雑!受験生の多くが苦手とするジャンルです。

なので、ある意味民法は早めに勉強をしておいた方がいい科目になります。間違っても後回しとかにしちゃダメです!

法律が初めての方でも、かかる時間的な意味で憲法と一緒に勉強を開始しましょう。

3.行政法

まず、行政法という法律はありません。行政に関わる法律の集合体というイメージです。

実際、公務員として行政に関わっていなければ、なじみのない内容だと思います。

そういった意味でこちらも苦手な受験生が多い印象です。

範囲があまり特定できない科目ですが、過去問をやっていれば、出題傾向が見えてくるものなので、過去問をやりつつテキストで知識を補っていきましょう。

4.刑法

刑法は大きく分けると、刑法総論各論の2部で構成されています。まさしく、犯罪と刑罰のルールといった感じです。

出題数が上記の3つに比べて少ない上に、理論的なものがやたらと複雑で、深入りすると迷路に迷い込んでしまうほど。

過去問を解いて、判例、結論をしっかり押さえ必要な知識を絞るのがポイント。上記3つほど時間をかけるてやるものでもないです。

5.労働法

労働法は主に、労働基準法労働組合法の2つから出題されます。

ちなみに労働法という法律ありません。法律の総称です。

こちらも刑法と同じく出題数は少ない感じです(ただし、労働基準監督官採用試験は除く)

賃金や労働時間のことなど、アルバイトや会社員など、仕事を経験したことがある人なら、理解しやすく、とっつきやすい内容の科目だと思うので、しっかり得点源にできるよう勉強しておきましょう。

ちなみに、学生時代に労働法を学んで、初めてアルバイトでも有給休暇が取得できることを知りましたね。

公務員試験が終わった後も、日常生活で役立つ知識なので、やっておいて損はないです。

経済系

1.経済原論

2.財政学

1.経済原論

経済原論は大きく分けると、ミクロ経済学、マクロ経済学の2つで構成されています。

ミクロとかマクロってなんのこと?って方いらっしゃるかと思いますが、簡単に言えば、個人、企業レベルの規模でみる経済学がミクロ経済学。一国、国際レベルの規模でみるのがマクロ経済学です。

この科目、出題数が多い上に、経済学部出身でもない方はまず経験のない科目だと思うので。民法と並んで多くの受験生を苦しめる科目となっています。

ミクロ、マクロ、どちらも理論的なものや、計算問題など、無対策ではほぼ太刀打ちできません。逆にしっかり勉強すれば、未経験者でもある程度得点できるようになります。

私は経済学部出身だったので、このあたりはホント助かりました。しっかり得点できるようになれば、他の受験生と大きく差をつけれます。

勉強の順番はミクロ→マクロの順番がオススメ。

民法と同じく早い段階から勉強を始めましょう!

2.財政学

国や地方の税財政制度や財政に関する時事問題など、財政全般が出題される科目です。

国の一般会計当初予算、歳入の内容、歳出の内容、地方財政計画などは毎年のように、どこかで出題されています。

過去問で対応できる問題と、毎年アップデートしなければならない時事問題が合わさった感じです。

たまに計算問題も出題され、計算問題は一部、経済原論とかぶる分野もあります。

政治系

1.政治学

2.行政学

3.国際関係

1.政治学

各国の政治制度、思想、理論、歴史など、政治に関する事柄全般が出題されます。

過去問をやり込めれば、ある程度得点できるようになります。

そしてこの政治学の勉強は、教養試験の社会科学にある、政治の勉強も同時にできちゃうというおいしい科目でもあります。まさに一石二鳥というわけです。

2.行政学

簡単に言えば、皆さんが目指す公務員の組織。つまり、行政組織の理論を学問にしたよ~みたいな科目です。

私は公務員という組織を経験したことがあるので、今でこそ「あ~なるほどね~」というくらいに理解できる内容ですが…

行政組織を経験したことない人は、まぁ~わけわからん科目なんじゃないかと思います。(;^ω^)

とりあえず暗記科目ですので、過去問を繰り返し問いて慣れていきましょう。時事がからむ問題もありますので。こちらも情報のアップデートは忘れずに!

3.国際関係

幅が広く対策が難しいとされるのが、この国際関係。外交史、国際政治理論、国際機構論、安全保障論などから構成されています。国際連合、冷戦、各国の歴史など世界史とリンクする部分も多々あります。

ですが、基本はやはり暗記科目。幅が広いが故に、広く浅くという感じの出題傾向です。また、世界情勢ですので当然時事も絡んできます。時事とセットで勉強しましょう。

勉強の順番は特に決まっていないので、今日はEUのニュースがあってたから、EUの歴史を学んでみよう!といった感じで興味のあるところから勉強していくことをオススメします。

その他

1.経営学

2.会計学

3.社会学

1.経営学

個人的に勉強してておもしろいジャンルだと思ったが、試験的には余裕があったらやるという程度の科目でいいとおもいます。出題数は少なく、基本は暗記。

何にでも言えますが、より得点を稼ぎたいならやるべき…という感じ。

2.会計学

必須なのは国税専門官だけ財務専門官も選択科目にあるという程度。

私も国税専門官の筆記試験は過去2回合格しているが、どちらも会計学は勉強しておりません。

勉強したというより、試験前に少しだけ覚えたのが会計の一般原則です。

この会計の一般原則からは毎年1問出るということだったので、気休め程度に暗記をしておきました。

何か少しでも勉強しておきたいという方は、会計の一般原則だけでも覚えておくといいかもしれません。

3.社会学

「とある秋の地方中級試験で出たような気が…」

「社会学って特に勉強しなかったな~」

私自身がこんな感じの記憶しかなく、重要度は高くないのが社会学です。

国家公務員試験でも選択科目で出たのだろうが、選択していないのでよくわからない…

社会学が得意だ!

興味ある!

という人以外は、勉強する優先度が低いかと思います。

 

 

以上、だらだらと書いてきましたが、これが大体の公務員試験の試験科目です。

なかなかのボリュームだと思った方も多いでしょう。

ですが、地道に要領よく勉強していけば、必ず合格に必要な得点力はつけれますので安心してくださいね。

おわりに

さて、いかかがだったでしょうか?

見ていただいたとおり、公務員試験の科目はとても多いですよね。

今回紹介したこれらの科目を見て、

 

「自分一人でやっていけるか不安だな」

「途中で挫折しそうだな…」

 

と感じた方は、素直に公務員予備校を利用することをおすすめします。

 

私は独学で挫折して公務員予備校を利用したからわかるんですが、初心者が一からこの科目を勉強しても、まず勉強法でつまづくし、何よりめちゃくちゃ時間がかかります。

公務員予備校に通えば、無駄なく無理なく、最短で公務員になることができます。

 

「公務員を本気で目指したい!」

「短期間で確実に決めたい!」

 

こういった思いの方こそ予備校の利用を検討してみてください。

 

今回は以上になります!

 

公務員予備校はこちらの記事を参考にどうぞ

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