「公務員の筆記試験が終わったので、そろそろ面接の準備を始めたい」
「面接の前にはどんな準備がいるんだろう?」
「軽く服装やマナーを再確認しておきたい」
こんな声にお答えします!
皆さんこんにちは!
ざく(@NAO85294160)と申します。
公務員試験にの受験生にとって面接対策は手薄になりがちですよね?
面接の重要度が上がってきたとはいえ、筆記試験の物量を目の当たりにすれば、どうしても面接対策は後回しになってしまいます。
今回はそんな筆記試験の勉強でバタバタしている方のために、最低限押さえておきたい面接前の準備や服装、マナーを解説したいと思います。
でも、本番まで時間ないし~!
あせってもしょうがない。
こういう時はやれることからやっていくこと。
まずは面接の基礎を押さえよう。
Contents
面接前に準備するものをチェックしよう
面接カードの準備
面接カードは面接試験や官庁訪問の際に提出を求められる書類で、自己PRや志望動機といった質問項目が並んでいます。
面接カードは筆記試験をパスすれば、合格通知と一緒に郵送で送られてきたり、ホームページからダウンロードするよう指示されることもあります。
ちなみに面接カードには面接試験当日に記入する場合と、事前に記入して提出する場合があります。
どちらも面接官が質問をするための資料として使うものなので、きっちり丁寧に書きあげましょう。
事前提出で面接カードを書く場合、直接原本に書き込むのではなく1度コピーを取ってそちらに書き込むようにしてください。
もし誤字、脱字があったり、修正液が使われていると印象が悪くなってしまいます。
コピーの方にひたすら書き込んで、第3者に添削をしてもらう。
↓
Okなら原本に鉛筆で下書きをして、ボールペンでなぞるように清書する。
↓
鉛筆を消して完成!
これぐらい段階を踏んで、丁寧にしあげるといいですね。
面接カードに貼る写真はスーツ姿で写ったものを用意。写真の裏に受験番号と名前を書くよう指示がある場合は記入の上、面接カードに貼り付けましょう。
※もっと詳しい面接カードの書き方はこちら↓
試験会場までの所要時間を確認
面接試験の当日までに試験会場までの交通手段、場所、所要時間を調べておきましょう。
試験会場には余裕を持って30分前には到着しておきたいところです。
公共交通機関を利用する場合は、1本早い便で出発するなど早めの行動を心がけましょう。
試験会場に持っていくものを確認
面接会場に持っていくものをチェックしましょう。
・受験票
・合格通知書
・時計
・手帳、筆記用具
・面接準備のために用意した資料など
特に受験票や合格通知を忘れると面接を受けれない可能性があるので、自宅を出る前に再チェックをしてください。
そして面接では時間を図る場合もあるので、時計を持っていきましょう。
例えば、先に面接を受けている受験生が部屋を退出した後、1分を経過したら入室するように指示される場合があります(私は国家公務員の面接で指示がありました)
こういう時に時計がないと困りますよね?自分で時間を計ることになってしまいます。
また面接試験で何かをメモしたり、書くことがあるので手帳や筆記用具も忘れずに。
面接対策で用意した資料なども遠慮せず持っていきましょう。
面接カード提出の期限が短い!
だからこそ、面接カードの記載に必要な自己分析は早めにやっておくべきなんだ。
面接を受ける服装に用意しよう
面接を受ける時は服装にも注意してください。
見た目でマイナス評価なんてされたくないですからね。
以下、服装について簡単にまとめましたので、軽くおさらいしてみましょう。
高校生の場合は
・制服を着用(アイロンもかけておきましょう)
・靴も磨いておくこと
男性の場合は
・スーツを着用
・基本的に白のカッターシャツを着用(アイロンもかけておきましょう)
・ネクタイは派手すぎない色を選んで着用
・靴下の色は黒・紺・グレーが無難(白はNG)
・靴は黒系統を履く
・髭もきちんと剃る
・髪は気持ち短めの清潔感ある感じで
女性の場合は
・スーツ着用(紺またはグレー系統が無難)
・ストッキングは肌色のものを着用(予備を準備しておくと安心)
・髪が長い人は一つにまとめて、前髪をあげる感じで
・靴はパンプスが無難(カジュアルなものはNG)
・化粧はなるべく薄くし、マニキュアは避けておくこと
以上3タイプに分けて書きましたが、全てに共通するポイントは清潔感です。
面接官も短時間で皆さんという人を見なければなりません。
やはり限られた時間の中では、見た目やも評価ポイントになってしまいます。
そして清潔感がある方が、相手に良い印象を与えることができます。
こう考えれば、髪ボサボサのヨレヨレ服、無精ひげを蓄えた状態で面接には行けないですよね?
自分が公務員とし働いている姿をイメージすれば、おのずと服装も見えてくるはずです。
パーカーじゃだめなんすか~!?
面接でのマナーを確認しよう
面接のマナーもチェックしておくといいですね。
意外と軽視しがちな部分で、1回くらい練習しておかないと本番で慌てます。
「あれ?ノックって何回するんだっけ?」
「どのタイミングで名前言うんだっけ?」
「座ってる時の姿勢はこれでいいのか?」
こんな感じで焦らないようにここで押さえておきましょう。
控室
面接会場で受付をした後は控室で面接を待ちます。
静かに面接を待つのもいいですが、受験生同士で情報交換などを行いつつ緊張をほぐすのもアリです。ただし、騒ぎ立てることのないように!
会場で友人と会っても無駄話は避け、面接が始まるまで待機します。面接が終わってから外で話せばよいので、ここは我慢。
面接会場に着いた時点で、面接は始まっていると思いましょう。
入室時
面接時間になると面接室に案内されます。
基本的な流れは以下の通り
・扉をノックする(ノックは3回!)
↓
・返事があってから「失礼します」と言った後にドアを開けて入室(集団面接の時は一人がノックして入室)
↓
・ドアを閉めて一礼、椅子のある方に進む。
↓
・椅子の横に立ち、受験番号、氏名等、「よろしくお願いします」を言う。面接官より着席の声がかかってから着席をする(面接官が複数いる場合、全体の顔を見ながら言うといい感じ)
↓
・椅子には深く腰掛ける。背筋を伸ばして姿勢正しく。
男性の場合の座り方
・足を肩幅程度広げ、膝とつま先は前に向ける。
・両手は軽く握って太ももの上に置く。
女性の場合の座り方
・膝とかかとを揃えて垂直に座る(足を横に向けないようにする)
・両手はふとももの上で重ねて、指を伸ばす。
面接時
いよいよ面接がスタートしました。
以下のポイントを意識して面接に臨みましょう。
・面接官が聞き取れるように明るくハキハキと丁寧な言葉づかいで答える
・早口にならないようにする
・緊張はマイナスにならないので、あせらず落ち着いて話すようにする。
・質問をされたら「はい」と言ってから話を始める。
・面接官の質問をよく聞き、的外れな回答をしないようにする
・話し方にルールはないが、答えが的外れになりがちな人は結論を先に言うようにする。
・圧迫面接の場合でも感情的にならないようにする(回答態度を見られている)
・わからない質問に対しては「勉強不足であったので、後日そのことについて勉強をします」など前向きな意見を言いつつ、素直に申告をする(知ったかぶりで答えない)
・最後に何か質問はあるか?と聞かれることもあるので2~3個くらい質問も用意しておく。
面接終了時
面接が終わっても最後まで油断は禁物です。しっかりと締めましょう。
立ち上がり椅子の横で「ありがとうございました」と一礼。
↓
扉の方に向かって歩き、扉の前でも「失礼します」と一礼し、退室する。
本番できちんとできるか不安!
一度、全体を流してやるだけでも違うぞ
おわりに:面接の練習をしてみよう
さて今回は「公務員の面接試験前にチェックすべきこと(準備や服装、マナー)」をテーマにお話してきました。
面接の準備不足はもちろんですが、服装やマナーなど気をつければ誰でもできることが原因で面接に落ちるのは避けたいですよね。
最低限守るべきマナーやルールは押さえておくようにしましょう。
それからここまで紹介したのはあくまで基礎的なことで、面接で落とされないために最低限押さえておきたいことばかりです。
本当に面接力を高めたいなら模擬面接などのシュミレーションで実践を積むのが一番。
面接の練習はハローワークなどでもできますが、公務員の面接試験対策ならやはり公務員予備校がおすすめです。
予備校には過去に合格した多くの受験生から集めた膨大な受験データがあり、公務員の面接に特化した練習が受けれるからです。
私も予備校の模擬面接を受けたことがありますが、講師の人もその道のプロであり、質問内容も本番に近い感じでした。
予備校生でなくても有料で面接対策をしてもらえる所もあるので、気になる方は予備校へ問い合わせてみましょう。
マナーや服装で評価が悪くなるのはもったいないよね。
よし、面接に向けて準備を進めるぞ!
まずはスーツを買おう!
そういえばパーカー着てるのしか見たことないような…
皆さんも面接を受ける前に今一度、準備するものや服装、マナーをチェックして、万全の状態で面接に挑んでください。
それでは今回はこの辺で。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!