「公務員の集団面接ってどんな試験なんだろう?」
「流れやポイントを知りたい」
「経験者の声が聞きたい」
こんな声にお答えします!
皆さんこんにちは!
ざく(@NAO85294160)と申します。
多くの公務員試験は2次試験から面接が入ってくるわけですが、その2次試験に多いパターンがこの「集団面接」です。
市役所の2次試験なんかではよく見られますね。
図で表すと以下のようなイメージです。
複数の受験生に対して複数の面接官がいるというスタイル。
個別面接と違って他の受験生と一緒に受けるのが特徴です。時には受験生同士の回答が被ったりもしますね。
それゆえに集団面接が苦手だと言う人がチラホラ。
個人的には得意なタイプの面接でしたが…これも人によるところです。(;^ω^)
今回はそんな集団面接のポイントを解説していきます!
やばい、優秀な受験生と一緒になったら落ち込むかも~
他の受験生の回答を聞くことは大事だけど
自分は自分らしく自信を持って回答しよう!
Contents
集団面接の特徴や流れ
集団面接の特徴
集団面接の特徴としては以下の通りです。
・集団面接において受験者は便宜上Aさん、Bさんといった仮称で呼ばれる
・回答時間は1分以内といった時間指定をされる場合もある
・回答の形式は「指名式」で行う場合と「挙手式」で任意に発言させる場合がある
・回答の順番は右から順番の時もあればその逆もあり、ランダムに指名される場合もある。
集団面接の人数は様々で、2~3人の時もあれば、8~9人の時もあります。
一人一人名前を呼ばれるケースもありますが、Aさんなど仮称で呼ばれることが多いです。
質問される順番は端から順番の時もあれば、完全にランダムな時もあります。
ちなみに回答する順番は途中で変わるものなので、いつでも答えれるように準備をしておきましょう。油断して不意打ちを食らわないように!
回答のやり方としては、面接官に回答するよう指名されるパターンと、準備ができた人から挙手して回答するよう指示されるパターンがあります。
また集団面接は回答時間を指定される場合がありますが、時間の指定がなくても自分一人が喋りすぎることのないようにします。
面接官は他の受験生にも質問するわけですからね。なるべく内容を要約して簡潔に答えましょう。
集団面接の流れ
集団面接の流れは以下の通りです。細かいところは面接前に説明を受けるはずなので心配ありません。
・複数の受験生で面接室に案内される
↓
・入室は先頭の受験生がノックをしてから順番に入室する
↓
・面接官の指示があるまでは椅子の横に立って待機
↓
・指示があったら名前、受験番号を言う。その後、指示があってから着席
↓
・面接終了時も順番に退室する
私は個人的に個別面接よりも集団面接の方が安心でした。
「皆で受ければ面接も怖くない!」そんな感覚でいたからです。
競争相手と思わずに一緒に受ける仲間だと考えてれば、他人と比較して落ち込むリスクを回避できます。
わ、私の方が目立たなきゃ!
あまり他の受験生を意識しすぎるのは良くないぞ?
集団面接で押さえておきたいポイント
集団面接が初めてだという方は、次のポイントを意識して臨みましょう。
簡潔に述べる
集団面接は複数の受験生と一緒に面接を受けるので、一人一人の回答時間は長くありません。
個別に深く聞きたいことは集団面接ではなく個別面接でしっかりと質問されます。
なので集団面接では簡潔に自分の意見をまとめて伝えるようにしておくことがポイントです。
例えば自分の強みを伝える場合、あれもこれも詰め込んでアピールする必要はありません。色々と話したいネタがあるでしょうが、全部を話してる時間はありませんからね。
きちんと自己分析をしていれば、自分の一番アピールしたい部分はわかってるはずですのでここではその一番をアピールしましょう。
回答時間は約1分~2分以内を目安にするといいですね。気になるところは面接官から聞いてくれるので、最初から全部吐き出す必要はないです。
あまり話が長くなりグダってしまうと、マイナス評価を受けてしまいますからね。
他の受験生の意見もきちんと聞いておく
いきなり面接官から「Aさんの意見に対してBさんはどう思いますか?」というキラーパスを受ける時もあります。
この手の質問は他の受験生の意見をきちんと聞いていなければ答えれません。自分のことで頭がいっぱいだと、もれなく不意打ちを食らってしまいます。
これだと人の話を聞かない受験生だと思われてしまいますね。
このように面接官は他の受験生が話している時でも、あなたの聞く姿勢をしっかり見ています。自分の番ではない時でも油断は禁物!
なので自分以外の受験生が話している時もきちんと聞く耳を立てておきましょう。他の受験生が話している時も、適度に頷きながらその内容を聞き逃さないようにします。
面接全般にいえることですが、「話せる」ことだけでなく「聞く耳を持つ」ことも重要なポイントですよ。
他の受験生と回答が被っても気にしない
集団面接は他の受験生と回答が被ることがあります。
「あ!先に言われてしまった!」と思うこともしばしば。
ですが、「私の面接終わった~」なんて思う必要はありません。
被ってもいいので「私もAさんと同じく〇〇です」と堂々答えましょう。
答えは同じでも、そこに至るストーリーで差別化すればOKです。
※例えば
Q:「好きな食べ物はなんですか?」
Aさん「カレーです。私は辛い食べ物が好きなんですが、中でもカレーは特に大好物で週3日はカレー屋に食べに行きます。」
Bさん「私もAさんと同じくカレーです。私はカレースパイスの香りが大好きで、休日はスパイス専門店に行ったりもします。自分でスパイス調合にも挑戦しています。」
ざっくりとした例ですがこんな感じです。
上記の回答は同じ好きなものでも、好きに対するアプローチが違いますよね?
このように自己分析や面接カードを作成する時点で、いろいろな視点から回答を考えておくと面接でも臨機応変に対応できるようになります。
他の受験生に委縮せず、流されないようにする
優秀な回答をする受験生がいても気にする必要はありません。
自分の回答に自信をもって明るくハキハキ答えるようにすることが大事です!
他の受験生に委縮してしまい、自信なさげに回答する方がよろしくないですね。むしろ逆効果と言えます。
また他の受験生には時間を気にせず長々とした回答をしたり、自分を良く見せようと聞かれてもいないのに自己アピールをする人がいます。
こういった受験生に釣られて回答することのないようにしましょう。
繰り返すようですが集団面接の回答は簡潔にです!
そして質問されていない内容をダラダラ話して長引かせるのはNG行為!
どうしても他の受験生が長めに話すと、「自分も長文回答をした方がいいんじゃないか?」とか「自分も負けじとアピールしなくては!」思ってしまいますが、他の受験生の回答に流される必要は全くありません。
きちんと集団面接のルールを守って、簡潔にまとめた回答をすればそれでOKです。
面接官が「簡潔に回答するように」と指示してきた場合であればなおさらです。
集団面接で聞かれる質問
公務員の面接試験でよく聞かれる質問は下記の記事でまとめて紹介しています。
典型的な質問は事前に回答を準備し、簡潔に答えれるようにしておきましょう。
まとめ
・集団面接の回答は簡潔に述べる
・回答時間は約1~2分を意識する
・他の受験生が話している時も見られているので、聞く姿勢を意識しておく
・他の受験生の回答に対する質問もあるので、周りの回答もきちんと聞いておく
・他の受験生と答えが被っても気にせず回答する
・他の受験生に委縮することなく自信をもって堂々と回答する
・他の受験生の回答に流されず自分の回答をきちんと述べる
ライバル達と一緒に受ける面接ではあるが、あまり意識しすぎないようにね。
自分に自信を持って行くことが大事!
これはもっと盛らなきゃ!
わ、私の回答Bさんと被った!?
もう終わりやでぇ~…
いい反面教師になっとるな…