皆さんこんにちは!
ざく(@NAO85294160)と申します。
今回のテーマは早大ソフトボール部出身で、元日本ハムの大嶋匠さんが今年の12月上旬に群馬・高崎市の職員採用試験に合格したというニュースについてです。
大嶋さんが受験したのは高崎市職員採用試験の経験者採用枠。
試験の申込者数247人に対して合格者は8名のみ、倍率にして約30倍と、かなり競争率が高い試験だったそうです。
正規職員として働き始めるのは来年の4月からとのことで、「元プロ野球選手でも市役所でやれるんだ、という姿を見せたいと思います」と強く意気込みを語っています。
大嶋 匠(おおしま たくみ、1990年2月14日 – )は、群馬県前橋市出身の元プロ野球選手(捕手)。右投左打。中学生時代から大学生時代まで一貫してソフトボール選手であり、プロ入り前に硬式野球の経験がなかった異色のプロ野球選手であった
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
プロ野球選手のセカンドキャリアとして公務員という道を選んだ大嶋さん。
これから公務員を目指す人は、この話題から学べるものがたくさんあるはずだ。
プロ野球選手から臨時職員へ
引退後に臨時職員の道へ
大嶋さんは7年間の現役プロ野球選手を終えて、高崎市役所の臨時職員になっていました。
そもそも高校時代から漠然と役所で働きたいという思いがあったそうで、引退後も大学ソフトボール監督や東京五輪関係者からの仕事オファーを受けることなく、公務員という道へ進んでいます。
「引退後は世のため人のためになる仕事がしたいと思っていた」
このように語っていたという大嶋さん。
すでに公務員としてのマインドが十分備わっていると思います。
公務員の仕事、とくに市役所の仕事というのは献身的な業務がホントに多いんですよね。
ひたすらGIVEの精神が求められます。
公務員になった後で、その実態を知る人が結構に多いです。
この点について、大嶋さんの弟さんは同じ高崎市役所の公務員なのだそうで、市役所の仕事はある程度イメージができていたそうですね。
さらに、大嶋さんは臨時職員として市役所で働いているので生の現場を知っているはずです。
このように公務員になる前に仕事の内容と自分の思いがマッチングしている、これは本当にベストな状態での就職だと思います。
臨時職員として公務員の仕事を体験
公務員という現場を知る
「世の中の仕組みがこうなっているのかと毎日勉強になっている」
このように語っていた大嶋さんは、公務員試験合格への道を着実に辿っていたと言えます。
公務員になる前は公務員がどのような仕事をしているかイメージできないものです。
住民に一番身近な公務員が市役所なんですが、普段の生活で市役所の職員が何やってるかなんて想像もしないですよね?
実際に役所に入ってみないとわからないこともたくさんあるので、これはしかたのないところですが、だからこそ大嶋さんのように臨時職員や非常勤職員として、一度現場に身を置いてみることが重要なんです。
現場で働いてみることは以下のようなメリットがあります。
・普段公務員がどのような仕事をしているかがわかる
・自分にとって公務員の仕事は適性があるかを判断する材料になる
・面接試験の時に話せる話題になる
・職場でがんばる姿をアピールできれば人事的な評価も高くなる
プロ野球を引退後、すぐに公務員という未知の世界へ飛び込んだ大嶋さんですが、この行動力は見習うべきポイントです。
とはいえ、臨時職員や非常勤職員になるためにも採用試験に通らなければなりません。
自分が志望する役所が求人を出しているといいんですが、無い場合は別の役所でもいいので探してみましょう。
※公務員の求人情報が見れるサイトは下記の記事でまとめています。
臨時職員として働きながら筆記試験の猛勉強
働きながらも勉強時間を作り出す
大嶋さんは高崎市の臨時職員に採用されて週5日ペースで働きつつ、毎日3、4時間の勉強をしていたそうです。
ちなみに高崎市職員採用試験(経験者採用枠)の主な試験内容は以下のとおり
第1次試験 | 書類選考 | エントリーシート審査 |
---|---|---|
第2次試験 | 教養試験 | 一般知識及び一般知能 【択一式】試験時間60分 |
適性試験 | 職務適性審査【択一式】試験時間35分 | |
面接試験 | 集団面接 | |
第3次試験 | 面接試験 | 個別面接 |
【※一般事務の場合】
教養試験は1時間で120問という内容だったようで、1問につき30秒しか解答時間がない、かなりスピードが求められる試験と言えます。
社会人として仕事をしながらも、勉強時間を作って積み上げていく。この継続力がこの難関試験を突破した秘訣だと感じました。
今思えば、私は大学4年生という大変時間に恵まれた環境で公務員試験の勉強をスタートしました。
そのおかげで多くの時間を公務員試験対策に費やすことができたわけです。
しかし公務員試験に合格した後、社会人になってから思うことは、本当に時間を作るのが難しくなってくるということです。
なので、大嶋さんのように限られた時間の中で自分の時間を作り出していく努力は、社会人になってからこそ大切なんだと思います。
プロ野球選手という世界から公務員の世界へ転職することがハードであるように、公務員や民間企業に就職した後で転職をするというのもハードな話ですからね。
特に働きながら公務員を目指す社会人の方は、意識して自分の勉強時間を作るようにしましょう。
未経験なことは、しっかり時間をかけて積み上げるしかないんだ。
おわりに
今回のテーマである元プロ野球選手の大嶋匠さんが難関公務員試験合格したこと。
このニュースを受けて、私が感じたことは、
・社会人が新しいことに挑戦するためには、自ら時間を作り出し経験や知識を積み上げることが大切だということ
・自ら新しい環境に身を置くことで、その道を切り開いていけるということ
・自分のやりたい仕事と実際の仕事のミスマッチを防ぐためには、現場に身を置いてみることが一番だということ
こんな感じです。
私も見習って環境を変えていく努力をしないと!
私の場合、大学時代は公務員になりたいと思って公務員試験を受験し国家公務員になりました。
国家公務員になってからは、地方公務員になりたいと思って市役所に転職をしました。
そして地方公務員になってからは、自分でお金を稼ぎたいと思うようになりました。
こんな感じで、社会人になっても新しいことに挑戦したい思いがたくさんあります。
まさしくこのブログも挑戦の一環ですね。
ただ、やはり大学生時代に比べて自由な時間が溢れてるわけじゃないです。
なので、今でも新しいことに挑戦していくために意識的に自分の時間を作るようにしています。
そしてまずは実際にやりたいことをやってみること!やはり行動力が大事です。
やらない理由よりもやる理由を大事にしてください。
公務員を目指す方も、公務員から別のものへ挑戦する方も、意識的に時間を作り、自分の環境を変えていくように行動していきましょう。
なりたいものになる一番の近道かもしれませんよ。
それでは今回はここまで!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます!