「公務員予備校に通うと、どんな1日になるんだろう?」
「自分の学習時間もいるのかな?」
「おおまかな学習の流れが知りたいです。」
こんな声にお答えします!
皆さんこんにちは!
ざく(@NAO85294160)と申します。
今回は公務員予備校に通った場合の学習スケジュールをテーマにしています。
この記事では以下の内容を、私の経験を踏まえつつ解説していきます。
・公務員予備校に通った場合の学習の流れ
・公務員予備校に通った場合の自学自習について
・公務員予備校の使い方
公務員予備校に通った場合、どのような学習の流れになるのか?どれくらい自学自習の時間を作ればいいか?
ある程度は把握しておきたいところです。
私は公務員予備校の通学と通信の2パターンを経験しているので、予備校の実態をお届けできるかと思います。ぜひ参考にしてみてください。
自分の時間は作れるの?
今回はそんな予備校の実態を解説してくよ。
Contents
公務員予備校の学習の流れ
公務員予備校に通う場合、基本的な1日の学習スケジュールは以下のようになります。
①授業を受ける (インプット)
↓
②授業でやった分野を復習する(出題された問題があれば解く)
↓
③過去問を解く (アウトプット)
いたってシンプルな流れですよね?
予備校であれ独学であれインプットしてアウトプットするという作業は変わりません。
上の表で言えば、科目ごとの授業を受けてその日にやった内容を復習する。これがインプット作業です。
次に過去問を解いてきちんと理解しているかを確認する。これがアウトプット作業です。
筆記試験対策はこの作業の反復になります。
ただし公務員の筆記試験は科目の数がとても多い試験です。学習スケジュールがシンプルな流れとはいえ、数十科目の授業が毎週進行していると物量はかなり増えてきます。
なので完全受け身の姿勢で授業を受けていると、自分の理解度によっては授業についていけません。もちろん自分が理解できていないからといって授業は止まらないわけです。
授業の時間割は本番試験に間に合うように組まれてますが、自分自身の理解度が追い付いていないと予備校の流れから遅れてしまうことに。
そのため自分自身の進捗率を踏まえた、自分自身の学習スケジュールは別途立てる必要があります。
自然と受かるんじゃないの?
そこで学んだノウハウをどう活かすかは自分次第だ。
公務員予備校に通った場合の自学自習について
予備校に通っていても自学自習の時間は必要になってきます。
予備校のカリキュラムをこなしつつ、自分自身の学習スケジュールを構築していきましょう。
予備校に通う場合、予備校と自分のスケジュールの2つが1日の流れとなります。よって勉強の時間割は2パターンできるはずです。
授業を受けただけで完全に理解し応用問題にも対応できる人なら話は別ですが、最初の段階で習うのは基礎が大半です。
カリキュラムが進むにつれ応用問題もやっていきますが、この基礎部分が不十分だと結局よくわからないまま終わってしまいます。
なので習った分野はその時に基礎を固め、わからない所はその日の内につぶしていく、この自学自習の積み重ねが重要になってきます。
自分で復習をしてみて、わかっているようでわかっていない部分を洗い出す、
そのためにも自学自習の時間は必須です。
フィードバック学習をする
自学自習時間を、前段でお話しした学習スケジュールに加えると以下のようになります。
①授業を受ける (インプット)
↓
②授業でやった分野を復習する(出題された問題があれば解く)
↓
③過去問を解く (アウトプット)
↓
④理解できていない部分を洗い出し、再度学習をする (フィードバック)
①~③(インプット、アウトプット)に④(フィードバック)を加えた形ですね。
要は復習をして、自分が理解できていない所を洗い出す作業です。
このフィードバックを徹底することで、強固な基礎固めができます。
基礎が固まっていると筆記試験に強くなります。
あまり考えたくはないでしょうが、仮にもう1年公務員試験を受験することになったとしても、基礎の軸ができていれば最小限度の勉強だけで筆記試験を突破できるようになります。
基礎がブレブレだと、自分がどこがわからなくて落ちたのか?何が理解できていないのか?それすらわからない1年になってしまいます。
先のことを考えれば、わからない所は常に把握しておき、その日の内に潰しておく。
わからない所の積み上げは後々自分の首を絞めるので、先延ばしは避けましょう。
自学自習には過去問を活用する
理解度チェックのためには過去問を解くという作業がかかせません。
過去問は予備校が提供してくれるので、基本的にはそれをやり込めばOKです。
とはいえ過去問は数多く解くに越したことはありません。予備校に通いながらも市販で売っている「新スーパー過去問ゼミ」や「クイックマスター」などの過去問を解いてみましょう。
私が利用していた予備校でも、市販の過去問集を解いてる生徒は多くいたし、私自身もめちゃくちゃやり込みました。
下記の記事で自学自習にオススメの過去問を紹介しています。
予備校に通う人でも、やって損はない過去問ばかりです。
基礎が中途半端だと、全てが中途半端に終わってしまう。
公務員予備校の使い方
予備校には学習をはかどらせるためのフォロー体制が整っています。
自分で学習スケジュールを管理するのも大事ですが、予備校のフォローを受けるとより精度の高いものになります。
せっかくなので利用できるサービスはガンガン利用していきましょう。
サポートサービスを利用しよう
最近の予備校はサポートサービスが充実しています。
予備校によっては生徒一人一人に担任がついたり、24時間いつでも相談できるサービスもあります。
勉強でわからなかったところや、学習スケジュールの進捗管理など、割と何でも相談にのってくれる感じですね。
悩みはため込まずに早い段階で解決してしまいましょう。
学習室を有効活用しよう
大抵の予備校には学習室が設けられています。
自宅だと勉強に集中できない人には便利ですね。
図書館もありますが、一般の人も利用しているので意外と集中できなかったりします。
その点予備校の学習室は公務員試験の受験生しかいません。授業が終わった後の復習や、自分の勉強をするのに最適です。
模擬試験は確実に受けよう
予備校では確認テストや、模擬試験を受ける機会があります。独学だと自分で申し込んでから受験する必要があるので有難いサービスですね。
確認テストのタイミングとしては各科目の授業が一区切りついた段階や、月末、本番前などが多いです。
模擬試験は定期的に決められた日程で行われることが多いですね。
とにかく模擬試験は自分の理解度を確認するチャンスなので確実に受けていきましょう。
模試で解答を間違えることは大事な経験です。自分の弱点を知ることができるわけですからね。
2次試験対策も予備校を利用しよう
予備校は筆記試験だけでなく2次試験以降のサポートも手厚く、質が高いです。
独学だとなかなか対策し難いのが、2次試験以降の面接や論文だと思います。2次試験対策は筆記試験が終わってから始める人が多く、何かと時間が足りないもの。あまり満足のいく2次試験対策ができない方も多いです。
この点、予備校に通えば納得のいくまで2次試験対策ができます。予備校によっては筆記試験と同レベルの早い時期から対策を始めてくれるので、時間に追われる心配がないです。
具体的には、自己分析のやり方、面接カードや論文の書き方と添削、職務適性試験対策、回数無制限の模擬面接など…一部ではありますがこんな感じです。
なぜ予備校の2次試験対策は質が高いのかというと、過去のデータに基づくノウハウが非常に豊富だからです。
例えば予備校を利用すると、自分が受験する官公庁で過去に聞かれた質問や、こういう人が受かりやすいといった情報を知ることができます。
予備校には生徒が受けた公務員試験情報がたくさん集まってくるので、こういったリアルな情報を提供できるわけです。
正直、独学ではなかなか知ることができないレベルですね。
また2次試験対策のサービスは基本的に予備校の生徒でないと受けれません。この点は注意しておきましょう。
予備校に通う時間が無い人は通信講座が便利
公務員予備校に通う時間が無い人には、公務員予備校の通信講座があります。
通信講座であれば自分のペースで学習を進めていけます。
通信講座については下記の記事で詳しくまとめていますので、参考にしてみてください。
でも学習スケジュールに遅れがないようにしていこう。
おわりに
今回は公務員予備校に通った場合の学習スケジュールをテーマにお話してきました。
繰り返すようですが、予備校に通うにしても、独学で学習するにしても、自分で学習する時間は確保しなければいけません。
予備校のカリキュラムとは別に自分の学習スケジュールを立て、同時進行で進めていく必要があります。
ただ予備校に通うことで大幅に効率よく学習を進めることができるし、2次試験対策もプロから指導を受けることで、間違った方向に進みにくくなります。
さらに予備校の強制力が加わり、学習スケジュールにも遅れが生じにいです。
公務員試験が初めての方こそ無難で確実な道を辿れると言えるでしょう。
ここが予備校に通う大きなメリットとも言えます。
ぶっちゃけ、独学で公務員試験を勉強できるか不安に思うくらいなら、予備校を利用した方が早く公務員試験に合格できます。
中途半端にやるくらいなら1年間全力で勉強できる環境に自分を置いてみましょう。
その方が確実に結果に繋がると思います。
それでは今回はこの辺で!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます!