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公務員試験

【公務員】さくっとわかる!公務員宿舎の家賃や間取りの実態とは?

地方公務員はともかく、国家公務員にとって転勤はつきものです。

そこで、出てくるのが公務員宿舎のお話です。

国家公務員の宿舎って実際に住んでみてどうなのよ?

こんな疑問をお持ちの方にさくっと解説します。

 

※この記事は以下の方を対象に解説しています

・公務員宿舎に住むか迷っていて、その実態を経験者に聞きたい方

・公務員宿舎か民間賃貸か迷っている方

・公務員宿舎の間取りや家賃などを知りたい方

・公務員宿舎のメリット、デメリットを知りたい方

 

こむ
こむ
国家公務員になったら、私も公務員宿舎に住むのかなぁ?

公務員宿舎ってぶっちゃけどんな感じなの?

ざく
ざく
私は国家一般職だった時に、公務員宿舎に住んでいたことがあるんだ。

だから、その体験をもとに説明していくよ

 

 

※引越し費用を節約する方法はこちらの記事で紹介してます。

 

 



公務員宿舎の家賃や間取りとは?

公務員宿舎の家賃や間取りについてご説明します。

家賃や間取りなんかは、公務員宿舎に限らず、賃貸に住む方の一番気になるところではないでしょうか?

特に家賃は、なんだかんだで住む場所を選ぶポイントですよね。

さて、私が2年半ほど住んでいた公務員宿舎の家賃なんですが、大まかにいうと…

 

 

ドゥルルルルルルルル…(スロット的な)

 

 

 

パーン!

 

 

家賃は約6000円程です!

 

 

そして、間取りはどれくらいかというと…

 

 

ドゥルルルルルルルル…(しつこい)

 

 

 

パーン!(しつこい)

 

 

3DKです!

 

さて、皆さんいかがでしょう?

3部屋の風呂トイレ付でこの値段…

 

これ都会の民間賃貸ならありえない値段ですよね(;^ω^)

 

ちなみに私は一人暮らしで、置いてる物も少なかったので、部屋が広すぎて困るというレベル。

3部屋中の1部屋は完全に物置と化していましたね。

社会人として働き始めて、まだお金にも余裕のないこの時期

家賃が一万円きっていて、この間取り…なかなか公務員宿舎って悪くないジャン!と思う方も多いのではないでしょうか?

ただし、私の住んでた宿舎は築歴が結構あって古い宿舎だったので、いろいろと古臭い感じではありました。お世辞にもきれいな宿舎とは言い難かったですね。

そして、古いというだけではありません。

公務員宿舎にはメリットだけでなく、住んでからわかるデメリットもありますので、あわせて確認して欲しいと思います。

 

こむ
こむ
家賃がこれで広い部屋ならいいね!

節約したお金でゲームざんまいだ!

ざく
ざく
お金の使い道はゲームだけじゃないだろ?

貯蓄も大事だぞ!

 

公務員宿舎のメリット

まず、公務員宿舎のメリット…つまり実際に住んでみて良いなと感じたポイントを紹介したいと思います。

家賃が安い

ホント一番のメリットは家賃が安いこと!

これにつきますね。

一万円未満の家賃とか、自分の地元の田舎でも見たことありませんから。

家賃の安さのおかげで、この2年半はかなり貯蓄がはかどりました。

お金に余裕ができた時期でしたね。

間取りが広い

あくまで、一人暮らしで住んでいた時の感想ですが

やはり、一人で3DKは広い!…と感じました。

部屋の広さに関しては文句ありませんでしたね。

逆に家族世帯だと、人数によっては狭く感じるかもしれません。

部屋の仕切りも、鍵がついてない襖ですし、プライベートとか無い感じですよ。

こう考えると、一人暮らしだったから感じたメリットかもしれません。

ですが、この家賃でこの広さなら十分にメリットと言えるでしょう!

公務員宿舎のデメリット

続きまして、私が公務員宿舎に約2年半ほど住んでいて不満に思ったことをデメリットとして紹介したいと思います。

宿舎の築歴や種類にもよって変わってくるものもあると思いますので、あくまで参考程度にみてもらうといいです。

エアコンや網戸が付いていない

民間賃貸だと最初からエアコンがついているところも多いですが、私の宿舎はエアコンがついておりませんでした。

さらに、窓には網戸がついていません。

エアコンがないからと言って、窓も開けがたい状況なわけです…

というより、基本的に公務員宿舎に畳や襖以外の造作物はデフォルトで備わっておりません(;^ω^)

職場の方でエアコンなしの公務員宿舎で一年中過ごしているという人がいましたが、そのような猛者はさておき、少しでも快適に生活できるよう速攻で業者を手配してエアコンを設置してもらいました。

いやいや、エアコンなしはさすがに無理っす…(;^ω^)

網戸は個人で負担するのもバカバカしいと思い放置しました!

ネット回線を引くのがめんどくさい

インターネットを使えるようにするために、かなりの時間がかかりました(;^ω^)

まず、ネット回線の線を引くために工事で壁に穴を空けなければらなかったのですが、そのためだけに財務局に申請書を提出して、許可を貰わなければいけませんでした。

というのも、国家公務員の宿舎は国有財産であり、それに手を加える場合は、その宿舎を管理している財務局の許可が必要というわけです。

業者も時期的に立て込んでおり、なかなか予約がとれず…

さらに申請に対する許可もそれなりの時間がかるのでストレスはマッハでした!(;´Д`)

個人的な意見ですが、日々のオンラインゲームやネットサーフィンが滞ってしまうのは我慢ならなかったですね。

地元の町内会とか行事に参加を促される

これは割と田舎の方に勤務するとよくあることなのですが、町内会に組み込まれて会費の徴収や地域行事の参加を促されたりします。

例えば私の場合、町内会費を宿舎の住民から集金して地元の会長さんの家にまとめて持って行ってました。

会費などはお金が絡んでいるので、何かと管理や締切日が気がかりでしたね。

また地域行事への参加案内や、アンケートみたいなのも定期的にきておりました。

とはいえ、地域行事にはほとんど参加していませんでした(;^ω^)

参加すれば、地域の繋がりがもっと増えたかもしれませんね…今思えば少し惜しかったです。

当番の役割が面倒

複数の棟がある宿舎など、棟ごとに役割が順番に回ってきます。

どんな役割かというと

・回覧板をまわす

・配布物を配る

・水道メーターの検針を行う

といった感じの役割です。

回覧板とか配布物は、定期的に当番の方のポストに投げ込まれているので、これを担当の棟を対象に回覧したり、配布したりするわけです。

サボっていると、自然とチラシみたいに溜まってしまいます(;^ω^)

また、各部屋の水道メーターの検針をして、管理人に提出する役割もありました。

そんなに大仕事ではないですが、後回しにする癖がある人は面倒に感じるかもしれませんね。

防音機能が弱い

これは私の住んでた宿舎が古かったからかもしれませんが、防音機能はよろしくなかったと思います。

私は一人暮らしで住んでいたんですが、隣や下に住んでいる家族世帯の声はガンガン聞こえてくるし、上の住民の足音は響くし…

正直、どうしようもないレベルでしたね…

しまいにゃ、上のトイレの音まで聞こえてくるしまつ…

オイッ!(; ・`д・´)

これ自分の音も聞こえてると思うと、さらにいやな感じでした。

原状復帰の原則により修繕費がかかる

公務員宿舎は退去時に、原状復帰のための修繕費を請求されます。

公務員宿舎は原状復帰が原則です。

民間賃貸であれば、敷金の制度により、こちらが退去時の修繕などはしなくてもいいのですが、公務員宿舎は敷金がない代わりに、このような制度になっています。

きれいに使っていても、畳や襖は交換されると思っておいた方がいいですね。

状態がひどい時だと、何十万も請求されることもあるらしいです。

私の場合は、住んでいた宿舎の廃止が決まっていたので、原状復帰は免れました。

部屋の掃除だけしてから、すぐに退去できましたね。運がよかったです(;^ω^)

 

こむ
こむ
ネットを使うのに時間かかるですとォ!

解せぬ!

ざく
ざく
まぁ、時期が悪かったのもあるけどね…

いろいろと手続きが面倒ではあったな



公務員宿舎と民間賃貸はどちらがいい?

現状として、国家公務員の方は、宿舎に住んでいる方もいれば、民間の賃貸に住んでいる方もいます。

ホント様々なんです。

なので結論を言えば、どちらが良いかは人によって違うといった感じです。

ただ、家賃の安さだけで比較するならば公務員宿舎の圧勝であるといえます。

建物の古さ等を考慮しなければ、間取りも広いし、コストパフォーマンスはかなり高いですからね。

それでは家賃以外の項目で二つを比較するためにも、公務員が民間賃貸を借りる場合の特徴を見ていきましょう。

民間賃貸には住居手当がある

民間の賃貸を借りる場合は、公務員は住居手当が毎月最大で27,000円支給されます。

私の場合は、最初の転勤でとある政令指定都市に引っ越した時に、初めて民間の賃貸を借りたのですが、その時の家賃が大体45,000円程で、2万数千円の住居手当をもらっていました。

ですので、実際の家賃も2万数千円程で済んでいたわけです。

民間賃貸の場合、家賃によっては約半額は支給してもらえることができるということですね。

民間賃貸は建物などが新しい

民間賃貸も築歴は様々でしょうが、公務員宿舎と違い選択の幅が広いです。

つまり、建物が新しく、設備も最新の賃貸を広く選ぶこともできるわけですよね。

その分、結果として公務員宿舎よりも新しい住居に住みやすくなるんです。

よって、前項の住居手当を考えると、建物や設備が新しく、エアコンなどが据え置きされている民間の賃貸もかなり魅力的だと思いますよね!

実際に国家公務員の方に話を聞いていると、やっぱり新しい物件に住みたいという理由で民間賃貸に住まれている方も多くいました。

転勤があるとはいえど、1年以上は確実にお世話になるものなので、やはりこだわるところはこだわりたいということでしょう。

公務員宿舎のデメリットが民間賃貸にはほとんどない

民間賃貸には前項にまとめた、エアコンや網戸が付いていないなどの公務員宿舎のデメリットがほぼありません。

防音機能は、物件にもよるでしょうが、少なくとも、その他の公務員宿舎に独自ともいえるデメリットは気にしなくてよいでしょう。

やはり、家賃という項目では公務員宿舎には劣りますが、その他の多くのメリットが民間賃貸にはありますね。

ちなみに、公務員宿舎ですが、実は賃料が最近値上がりをしています。

ただでさえ、古い公務員宿舎なんですが…
時と共に建物は古くなっていくはずなのに、家賃は下がらず、上がっていってるのが現状なんですね。

それでも、独身用の家賃は月1万円きっている状態ではあるんですが…

本来、建物の老朽化と共に下がるはずの家賃が上がるという逆転現象が起きているというわけです。

まとめ

最後に、公務員宿舎と、民間賃貸の特徴をまとめます。

 

公務員宿舎

【メリット】

・家賃が安くて、間取りが広い

【デメリット】

・エアコンや網戸などは自己負担で設置

・配布物など当番制の役割が面倒

・地元の地域活動や町内会に参加を促される

・退去時に修繕費がかかる

 

民間賃貸

【メリット】

・エアコンや網戸は据え置きされている

・新しい建物や設備の物件を選べる

・住居手当がでる

・退去時に修繕費がかからない

【デメリット】

・公務員宿舎と比べると家賃が高い

 

こむ
こむ
こうやって全体を通して見ると、民間賃貸の方がメリット多いね
ざく
ざく

単純に家賃の安さで言えば、公務員宿舎に軍配があがるけど…

その他は民間賃貸の方が、選択の幅が広い分いろいろと満足度が高いな

最終的にどちらを選ぶかは、このメリット、デメリットを比較して決めるといいよ

こむ
こむ
やっぱり実家が最強なんじゃ…
ざく
ざく
それを言っちゃお終いよ…

 

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