公務員試験の勉強をする時間帯って何か影響あるの?
朝とか、夜とかで何か違うの?
という疑問をお持ちの方向けに、さくっと解説します。
昨日は徹夜で試験勉強頑張った!
そういうわけで、おやすみなさ~い…
夜に頑張るのもいいけど、公務員試験は朝からスタートするんだぞ?
本番で頭回らなくなったらどうする?
本番の前日は…
早く…寝る…か…ら…にゃ
zzzz…
だめだコイツはやく何とかしないと…
Contents
公務員試験の勉強は朝型と夜型どっちがいい?
朝型と夜型おすすめは?
朝型というのは朝勉強することです。
夜型というのは夜勉強することです。
単純に違いはこれだけ!
では公務員試験ではどちらのタイプがいいのか?
結論から言うと、どちらかと言えば朝型の勉強がおすすめです。
なぜならば、多くの公務員試験は午前中の9時~10時から、最初の教養試験がスタートするからです。
教養試験といえば、数的処理や文書理解といった、非常に頭を回転させる問題が多く出題されますよね?
教養試験の問題数は40問程度の試験が多く、時間は120分~140分程度です。
数的処理からは大体10問以上がどの試験でも出題されます。
人にもよりますが、基本的に数的処理だけ全て解くとしても1時間以上はかかります。これが全体の4分の1なわけですから、単純に残り30問を1時間以内で解くことになってきます。
何が言いたいかというと、教養試験ってとても忙しいんです!
つまり、日頃からこの時間帯に頭がフル回転できるような状態を作っておく必要があります。
人間の脳は起床してから、正常に動き出すまでに約3時間かかると言われています。
よって、最大限のパフォーマンスを発揮したいと思うならば、朝早く起きて勉強するという習慣をつけておくことがポイントになってくるわけですね。
こういった生活習慣は、試験本番の1日~2日前から意識しだしても、なかなか切り替えれるものではないです。
今現在、夜遅くまで勉強をして、午前中はずっと寝ているという方は、徐々にでもいいので夜型から朝型の勉強へとシフトし、規則正しい生活に切り替えていきましょう。
夜型から朝方に切り替える時期は?
そもそも今現在、朝型の勉強をしている方には関係ない話ですが…
もし、夜型の勉強をしている方が、朝型に切り替えていきたいという場合は
試験本番がスタートする1か月くらい前からでいいでしょう。
個人差があるとは思いますが、1~2週間前からだと、また同じ習慣に戻ってしまう可能性が高いです。
余裕を持って最低1か月前から意識して変えていく、といったところですね。
数的処理はなるべく朝に勉強しよう
教養試験の大きな壁が、この数的処理です。
ここをいかに制するかで、合否が分かれるといっても過言ではないです。
苦手にされている方も多いですよね?
できれば、この数的処理を解き始める時間に脳が万全の状態になっておいて欲しいところ。
というわけで、朝の時間帯に数的処理を勉強して、数的脳に切り替える習慣をつけましょう!
これもやはり、勉強法を朝型に切り替える話と同じことです。
普段から、朝に頭が一番回転している状態を作り出します。その時に数的処理の勉強を合わせてやる、といった感じです
数的処理は一朝一夕で力が付くものじゃないですからね。
毎朝1日に解く問題数、時間を決めて、習慣的に取り組むことが大事です。
継続してやることで、本番の時もスムーズに数的脳に切り替えれるはずです。
夜型勉強はダメなのか?
夜型勉強のメリット
朝が超苦手なんだが…夜に勉強するのはダメなのか?
夜にしか勉強する時間ないんだけど、ダメなのか?
という方もいるでしょう。
結論から言えば、夜型勉強にもメリットがあります。
・記憶が整理され定着しやすい
・静かな状態で勉強できる
まず夜型勉強のメリットとしては、勉強した後にすぐ入眠することで、記憶を定着させやすいということがあげられます。
勉強をしたことが素直に脳内で整理されやすくなるわけです。
このことから、夜型は特に暗記系の科目に力を発揮しやすいです。
また、夜は基本的に皆寝静まって静かな環境ですから、シーンと静かな環境で勉強ができます。
疲れたら入浴して気分を切り替えることもできるし、この後に待っているのは寝ることなので、割とゆったり余裕をもって勉強できます。
次の日が休日なら、なおさらですね(^^)
ただし、睡眠不足になって次の日のパフォーマンスに悪影響が出るのは良くないし、夜は脳が1日働いて疲労している状態でもありますからね。できれば、早く休みたいところ。
それから、夜はおもしろいテレビ番組も多いですし、友達と食事や飲み会で外出など、誘惑も多い時間帯ですよね。なにかと勉強が阻害されることもあります。
夜型にはメリットだけでなくデメリットもありますので、そこはきちんと考慮しておきましょう。
どうしても朝に時間を取れない時は…
私も経験があるのですが、仕事をしながら公務員試験の勉強をする人などは、なかなか朝に時間をとることが難しいと思います。
となれば、帰宅後のいわゆるアフター5で勉強時間をまかなうしかないわけです。
例えば、「思い切っていつもより1時間早く起床し、出勤する前に数的処理を解いていくぜ!」というような習慣をつけられる方は、その方法がベストなのだと思います。ぜひこれからも継続して欲しいです。
出勤前に軽くジョギングしてから出社するという人もいますからね。朝の習慣付けは、慣れてしまえば継続していけるものです。
しかし、「出勤前はどうにもモチベーションがあがらないんだよな…」とか、「朝は苦手なんだ…」という方もいるかと思います。
そういった方は休日の日だけでも、朝型の勉強をしてみましょう。
私が同じことやっていたんですが、平日は仕事に行っていましたし、私自身が夜型の人間だったので、朝はとにかく苦手でした(´Д`)
ですので、せめて休日は朝早く起きて、数的処理の問題を解いていました。
どうしても早起きして眠い時は、昼寝でカバーしていましたね。
筆記試験本番はだいたい土曜日ですので、土日がきちんと休める方は、この日だけでも朝型に切り替えてみるといいです。
モチベーションアップのため!自分が朝型か夜型か見極めよう
さて、朝型と夜型の勉強について書いてきましたが
最終的に一番大事なのは
自分が朝型か夜型のどちらの勉強法が合っているのか見極めることです。
どちらの型でも勉強していることに変わりはありません。
どちらもメリットがあります。
ただ、公務員試験は朝が早いので、普段から朝勉強するようにしておけば、いつもどおりスムーズに頭が切り替えれるというだけです。
そういった意味で、公務員試験は朝型勉強がおすすめというだけです。
実際問題として人には相性があります。
自分は夜型だから、夜の方が勉強に集中できるんだ、という方はその方法で勉強した方が積みあがるものが多いでしょうし、夜型勉強をしてても、試験の時はすぐに頭を切り替えれる方もいらっしゃると思います。
自分のベストな勉強法を捻じ曲げてまで、朝型にする必要はありません。
ただし、今現在が夜型の勉強であり
なかなか朝早い試験に対応できない…
数的処理などで頭が回らない…
上記のように悩んでいる方がいるならば、生活習慣を見直して、朝型勉強を試してみた方がいいでしょう。
どちらのやり方が自分にとって一番勉強できるやり方なのか、本番でパフォーマンスを発揮できるか、いろいろと試行錯誤してみることが大事です。
まとめ
最後に軽くまとめです。
・公務員試験は朝が早いので朝型勉強がおすすめ
・数的処理の勉強は朝型にしよう
・自分が朝型か夜型かを試してみて、合っている勉強方を見極めよう
・夜型が1番合っているなら、無理に変えずその勉強法を継続しよう
関連動画紹介
最後に、この朝型と夜型という考えですが、メンタリストのDAIGOさんが話題にしている動画があります。
この動画によれば、自分が朝型なのか夜型なのかというのは基本的に遺伝子で決まっているそうです。
そして、朝型、夜型という2つの区分ではなく、ライオン型、クマ型、オオカミ型、イルカ型の4つ分けて考えるようですね。
こういった4つの型はクロノタイプ(体内時計)と呼ばれているらしいです。
クロノタイプによって最もパフォーマンスが発揮できる時間というものがあり、自分のクロノタイプを知ることで、より有効に時間の使い方ができるようですね。
よろしければ、参考にご覧ください(^O^)
私は夜型なんで…
今は寝ま~す!
ぐぅ…zzzz…
その方がいいか…
かく言う私も夜型だったしなぁ…