公務員試験を受験されている方には
「時間が足りなくなる!」
「本番だと思ったように問題が解けない!」
「なかなか点数があがらない!」
こんな悩みを持っている方もいるかと思います。
この記事では少しでも得点を上げるために効果的な、公務員試験で意識すべき3つのコツを紹介します。
ちょっとしたコツでも意識することで得点を上げることは可能ですよ。
ちゃんと問題全部を見れたのかな?
10分もかかってしまった!
おかげで、得意な文書理解を解く時間があまりなかったよ~
1問に集中しすぎてしまうのはよくないよ。
時間の配分がまだ掴めていないみたいだね。もっと試験形式の演習をしようか!
Contents
(コツその1)公務員試験は問題を解く時間を意識しよう

公務員試験の模擬試験などは、受験したことはあるでしょうか?
模擬試験は、自分の現在の実力を確認でき、本番試験の演習ができる非常に便利なものです。
勉強で過去問ばかり解いていても、なかなか身についた力を確認することは難しいです。
また、公務員試験は一問を解く時間をいかに早くするかという所もポイントですが、過去問集とばかり向き合っていると、この時間を意識する感覚が身に付きにくいこともありますよね。
例えば、数的処理などの一般知能問題はひとたび考え出すと、苦手な方は1問に10分以上かかってしまうなんてこともあるでしょう。
そうなると、本番では後の問題を解く時間が無くなってきます。これでは全体の点数を結果的に1問以上下げてしまうことになってしまいます。
普段から1問にかける時間を決めて、時間を図りながら問題を解くクセをつけることが重要です。
実際に本番形式の模擬試験を、時間を図りながら問いてシュミレーションをしておくことで、時間の感覚を身に着けることができるし、時間がかかってしまう自分の弱点を洗い出すことができます。これも模擬試験を受けるメリットですね。
それを早いうちに気づき、改善していくことで、本番試験でも安定した結果をだすことができます。
模擬試験は予備校ではもちろん、産経公務員模擬テストなどの、自宅で受験できる全国レベルの公開模擬試験も実施されていますので、まだ試験スタイルを経験したことのない方は是非受けてみましょう。
(コツその2)公務員試験は問題を解く順番が大事

皆さんは、公務員の筆記試験を受験する際に、どのような順番で解いているでしょうか?
実は問題を解く順番を意識することでも、点数を上げることが可能です。
まず、公務員試験は解けるところから優先して解いていくというのが鉄則です!
素直に1問目から解いていく必要は一切ありません。
自分が得意な問題、わかる問題をガシガシ解いていきましょう!
そして公務員試験は取捨選択です!
わからない問題や、知らない問題に5分、10分と時間をかける必要はありません。
というかそんなヒマありません。
よく言われますが公務員試験は満点をとる試験ではないです。
おおざっぱに言うと、約6割~7割程度の得点をとれれば筆記試験突破圏内だと言われています。
せっかく解ける問題があったにもかかわらず、わからない1問に時間を掛けすぎて、その問題を解く時間がなかった…となっては元も子もありませんからね。
参考までにですが、私は最初に数的処理から解いていました。
数的処理に1時間と時間を決めており、どんなに問題を解いてる途中でも、1時間で次の問題に移るようにしていました。
もちろん数的処理の中でも解ける問題から先に解くのが鉄則です。
どうでもいい情報ですが、私は嫌いな食べ物は先に食べて好物を最後に残しておく派の人間です( ˘ω˘ )
当初、数的処理を最後に解くようにしていたのですが、せっかく順調に問題を解いていても、「でも最後に数的残ってるのかぁ~」という思いが常にあっていつも後味悪く教養試験を終えていました。
これを先に嫌いな数的処理から片づけるスタイルにしたところ、後味すっきりな状態で教養試験を終えることができ、次の専門試験もモチベが上がった状態で取り組めるようになりました。
そして、全体的な点数が上がるという良い結果に繋ぐことができたのです。
「時間が足りない」、「思ったように点数を上げれない」という方は、まず問題を解く順番を改善してみてはいかがでしょうか?
(コツその3)公務員試験は捨て科目をつくろう

公務員試験の科目はとても多いです。
前文では、設問単位で取捨選択をしようと言いましたが
科目単位でも取捨選択が大事です!
全科目を全て網羅的に勉強するとなると、大変な時間がかかります。
試験本番までの時間は限りがあります。時間は有効に使わなければなりません。
やらなくてもいい科目は極力やらない、というのも大事な戦略です。
ゆえに捨て科目を作って、勉強を効率よくしていきましょう!
捨て科目を作るのはなんだか不安だ…という方もいると思いますが、
現に捨て科目を作っていた私も、多くの筆記試験を突破できていました。
注意してほしいのは、あくまで自分自身の学習時間をより重要な科目にあてるための手段ですので、なんでもかんでも捨て科目にするのは危険ですよ。
自分にとって他の科目でカバーできる範囲で捨て科目を作りましょう。
ただし、どの科目を捨て科目にするかは人によって違うと思います。
ですので、あくまで参考までに私が捨て科目にしたものをご紹介します。
教養試験で捨てた科目
・数学(1問だけなので捨て)
・物理(1問だけなので捨て)
・思想(特に対策せず)
・文化芸術(特に対策せず)
専門試験で捨てた科目
・経営学(地上で2問でるが、時間なかったので捨て)
・社会学(中級試験で一度試験科目にあったので少しかじる、それ以外では使わないので基本捨て科目)
・会計学(国税で必須科目だが、会計原則しかやらなかった。ほぼ捨て科目状態だが、筆記試験は2回受けて2回とも突破
本当に捨て科目は人によって違います。
理系の方なら、数学、物理を捨てるのはあり得ないという方もいるでしょうし、
専門試験では、複雑な刑法を捨てたり、暗記が多い国際関係を捨てるかたもいらっしゃいます。
このブログでは下記の記事で捨て科目についてまとめていますので、参考にしてみてください。

4.まとめ

・模擬試験を受けるなどして、1問にかける時間の感覚をつかもう
・問題を解く順番を決めて、ベストな時間配分を決めよう
・取捨選択して、解ける問題から優先的に解こう
・無理せず捨て科目を作り、勉強時間を効率的に使おう
分かる問題から解いていったら、ちゃんと問題全部を見れたよ。
分からない問題とばしたら、結果的に点数も前より上がった!
公務員試験は取捨選択だ。難しい1問を時間かけて解くより、解ける問題を落とさないことが大事だよ。
これも後回し!あ、これもいいや!